ハワイ島で食べれるフルーツ【4月】

天気のいい日がつづく最近のハワイ島ヒロ。

そのせいか観光客の数も一段と増えている気がします。

そんなヒロで 4月に食べれるフルーツにどんなものがあるのかを探るため、今月もヒロのファーマーズマーケットへ行ってきました!

 

ロンガン / Longan

4月に入って、枝付きのロンガンが売られているのをよく見かけるようになりました。ロンガンはハワイ島で多く栽培されているので市場でもよく売られています。

見た目は茶色く地味ですが、とても甘くてジューシーなのでおすすめのフルーツです。

ほかのフルーツと比べて味の当たり外れがほとんどなく、皮をむくのが簡単なので包丁もいりません。

量り売りで売られていることが多く、この日はポンド当たり $3 くらいで買えました。

枝がついてないロンガンも袋売りされていますが、枝がついた状態のほうが新鮮でおいしい気がするので、私はいつも枝付きのものを買っています。枝がついている分重くなるので量り売りで多少損しますが、味には代えられません。

 

サワーソップ / Soursop

写真手前の緑色のトゲトゲしたフルーツはサワーソップ。

ココナッツやバナナに似た甘みもありながらパイナップルのような酸味があります。

市場で売られているのを2月も見かけましたし、ナニ・マウ・ガーデンという植物園でも4月に実がなっていました

サワーソップが結実けつじつする(植物に実がなる)時期は 8月〜9月とされていますが、ヒロでは一年を通して売られているのをよく見かけます。

 

カニステル / Egg Fruit

写真が少しボケてますが、これはカニステル。3月もありました

熟れると果肉がオレンジ色になり、味は濃厚で、ゆで卵の黄身に似ています。ジューシーさはまったくないです。

ベストのタイミングで食べると最高においしいのですが、タイミングがずれると硬すぎたり熟しすぎたりして途端にまずくなります。このように味にバラつきがあるため、好き嫌いが分かれるフルーツです。

 

アイスクリーム・ビーン / Ice Cream Bean

めちゃくちゃサヤの長いアイスクリーム・ビーン(インガ・エドゥリス)も売られていました。

じーっと眺めていたら一粒食べさせてくれました!

初めて見る方は不思議に思うかもしれませんが、これ、豆を包む白い綿あめのような部分を食べるんです!(中の豆は毒があるので食べられません)

食べたらしっかり甘みもあって、口の中で溶けておいしかったです。バニラ・アイスクリームの味に似ているからアイスクリーム・ビーンと呼ぶそうです。

アイスクリーム・ビーンにもさまざまな種類があり、甘みが強いものとそうでないものがあります。なので食べ比べてみたら面白いかも?

市場で見かけたらぜひ物欲しそうにじーっと眺めてみてください。優しい売り子さんが分けてくれるかも?笑

 

ビリバ / Rollinia deliciosa

写真だとちょっとわかりにくいかもしれませんが、パパイアの上に乗っている突起のあるフルーツがビリバです。

サイズは結構大きく、人間の頭くらいあります。

突起部分はさわると黒ずむので、見た目が悪くなりがちですが、チェリモヤやアテモヤのようにクリーミーでおいしいフルーツです。

ブラジルではビリバは「伯爵夫人の果物」と呼ばれているそうですよ。

 

スターアップル / Star Apple

スターアップルもありました。3月は緑色のものがありましたが、今月は紫色のものが売られていました。

甘くてジューシーでおいしいです。

ただ、皮に近づくほど果肉は渋くなるので可食部かしょくぶ(食べれる部分)は少なめです。また、未熟なものはネバネバの白い液体を含んで渋いので気をつけましょう。

 

市場などで見かけたらぜひ食べてみてくださいね!

 

ハワイ島で食べれるフルーツを毎月まとめています。