バナナを育てるならナムワーバナナ【バナナ界の王者】

ハワイ島の土地を開墾しはじめて 4年が経ちますが、これまでさまざまなバナナを収穫して食べてきました。

 

その中でも一度も病気にかからず、一年に何度も収穫できるナムワーバナナ(Namwah Banana)という品種のバナナについて今回はご紹介します。

 

ナムワーバナナ(Namwah Banana)とは?

ナムワーバナナはタイで最も人気のあるバナナと言われています。マレーシアなどではPisang Awakとも呼ばれています。

3〜4メートルの高さになるナムワー(Tall Namwah)と高さ2メートル程度の矮性ナムワー(Dwarf Namwah)がありますが、バナナ通によると味に差はないそうです。

 

ナムワーバナナの栽培

私たちが育てているのはナムワーバナナで、4年ほど前にハワイ島カラパナ地区近くでバナナ栽培とAirbnb を経営されている方から購入したもの。

写真は一株のナムワーバナナを植えてから 4年ほど経過したもの。

枯れ葉がそのままになっていて汚い見た目はさておき、次から次に新しい子株が脇から生長しているのがわかると思います。

肥料は半年に一回少量をまく程度で、あとは枯れ葉・枯れ枝・マルチを数ヶ月に一回まくような感じなのですが、それでもぐんぐん育ってくれます。

 

ナムワーバナナを栽培するメリット

私はナムワーバナナを密かに最強だと思っているのですが、その理由は以下の点にまとめられます。

病気に強い

ほかのバナナの品種がウィルスの病気にかかるなか、4年近くの間、この品種だけは病気の気配すら見せず元気に育っています。

生長が早くたくさんできる

株の生長が早いため、一株あたり 1 年に 1 回くらい収穫できます。子株も次から次にできるので、ナムワーバナナだけで一年に 5 回は収穫できています。

おいしくて食べやすい

味はりんごのような風味があり、甘くておいしいです。酸味もまったくなく、スムージーやアイスクリームにも向きます。日米のスーパーではおなじみのキャベンディッシュバナナやハワイ島で主流のアップルバナナよりも実はしっかりとして、モチモチとした食感です。

東南アジアで栽培されているナムワーバナナには種ができるそうですが、ハワイ島では生殖能力のある花粉が出る株が不在のため、種はできません。なので私たちが収穫するバナナには種がないので食べやすいです。

 

強くてたくさんできておいしいの三拍子がそろっているバナナはほかにないかも?

そんなわけで、わが家ではナムワーバナナに足を向けて寝れません。

 

ナムワーバナナの生長過程と収穫

ナムワーバナナの二株の生長過程です。

株①

通常はバナナの実が青い状態で収穫します。全体的にふっくらとして実がつまってきて、濃緑色だったのが淡い緑色になってきたら収穫のタイミング。

写真は収穫したバナナと、別株から切り取った新鮮な花を並べたもの。

収穫したバナナは一週間もすれば黄色く色づきはじめますが、早く収穫しすぎると、うまく熟さないことがあります。

 

株②

下は最近収穫したバナナです。

旅行に出かけて帰ってきたらこの状態でした。

よく見ると、一部が黄色く色づいていて破裂しています。

収穫したりバナナを切り分けると白い粘液が出てきますが、手袋や刃物につくとベトベトして取れなくなります。

収穫したバナナをその場で切り分けて軽く洗って並べてみました。数えたら73本ありました。

下のようなプラスチック製の箱に新聞紙を敷いて、バナナを持ち帰ります。

家に持ち帰ったら、再度洗い、バナナハンガーなどに吊り下げておきます。

 

ナムワーバナナを食べる

こちらは食べごろになったバナナ。

長さは約 10センチ。

皮はかなり薄いです。

実は白くて太めです。

食感はモチモチ、味はりんごのような風味があり甘くておいしいです。酸味はまったくないのでアイスクリームにも向きます。

 

バナナを育てるなら一家に一株は欲しいバナナです。