とろけるように甘いアビウを食べてみた【知名度低めの美味なフルーツ】

突然ですが、アビウというフルーツをご存知ですか?

私はハワイ島に移住するまで見たことも聞いたこともありませんでした。

でも初めて食べたときにとても甘くてびっくりしました!

なんでもっと有名じゃないの?と不思議に思うフルーツの一つです。

ハワイ島のフルーツ愛好者のあいだでは有名で、最近は栽培する人も急増中。

ハワイ島のファーマーズマーケットでもよく見かけるようになりました。

今回はそんなアビウをゲットしたので食べてみました。

 

アビウの基本情報

学名 Pouteria caimito(アカテツ科ポウテリア属)
英名 Abiu
別名 黄金果(台湾)、カイミト(トリニダード)
原産地 ペルー原産
おすすめ度 ★★★★☆

 

アビウは南米ペルー熱帯域が原産のフルーツ。

栽培が簡単でおいしいため、ハワイ島でも栽培する人が増えています。

これがアビウの木。

幹や枝に直接、無数の小さな花が咲きます。

うまく受粉すると、このように実がつきます。

熟すと果実は緑色から黄色に変わります。

画像左がアビウです。

(まぎらわしいですが、右隣はカニステルという同じポウテリア属のフルーツ)

アビウの果皮かひは黄色く、その表面はツルツルとしていて光沢があります。先端がとがっているものも多いのも特徴的です。

果実は球形で長さは 10 cm くらいです。

 

アビウの食べ頃はいつ?

果皮が淡い黄色になったら食べ頃です。

果皮の色が濃い黄色に変わったら熟れすぎている可能性があります。

 

アビウを切って食べてみた

さて、アビウを入手したので、半分にカットして食べてみました。

ど真ん中に大きめのタネがあるので、アボカドのように回転させながら切ると簡単ですよ。

果肉は白色透明で、大きな種子が 2 個入っていました。

果肉は空気にさらされると、みるみる変色します。

ゼリー状の果肉はスプーンで簡単にすくえます。

かんじんの味はとろけるように甘くておいしかったです!

食べたあとに口の周りが少しベタつきますが、簡単にベタつきはとれます。

 

アビウの糖度を測ってみた

せっかくなので糖度計でアビウの糖度を測ってみました。

糖度は 18%(度)もありました!

通常アビウは糖度が 13〜18% なので、今回は甘さがベストな状態のものを食べれたのだと思います。

 

アビウの種

せっかくなので種を土にまくことにしました。

こちらが取り出したアビウの種。

ゼリー状の果肉を種からきれいに取り除きました。

種の長さは約 5 センチ。結構大きいです。

何かの貝みたいです。

この種を土に植えてみることにしました。

うまく発芽させる方法については別の記事で書きたいと思います。

 

アビウは日本でも栽培・販売されているので、どこかで見かけたらぜひ食べてみてくださいね!